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教えて!マイクロスコープってなぁに?歴史編

こんにちは!院長の荻原です。

前回のブログで「実はマイクロスコープって当たり前のものなんです」とご紹介いたしました。

最新の機械?→No!
ベテラン医師の巧みな技術が必要?→No!
数少ない医院にしかない?→No!

よく、マイクロスコープ診療のご紹介をしていると「最新の治療機械ですね!」と言われることがあります。が、No!です!
とーっても昔からあります。

ちょっと真面目なお話をすると、1950年ごろに耳鼻科で使用開始されて、1990年ごろに歯科で用いられるようになりました。

なんと30年前です!

まだ、音楽を聴くのもカセットテープを使っていたころですから、いかに昔からマイクロスコープが使用されていたかがわかります。

そうです。最新の機器ではなく、昔から当たり前に使われていた機械なのです。
さらにいうと、アメリカの根管治療の専門医では1998年から使用が義務付けられました。
根の治療を行うときは「義務」なので、マイクロスコープを「絶対に使いましょう」ということです。
裏を返せば、根の治療を行うときにマイクロスコープで拡大せずに治療を行うことがいかに怖いことかがわかります。

このように歴史を紐解いていくと、決して最新の技術ではなく、「昔から当たり前に使われていたもの」と捉えられると思います。

それでも認知度が低いマイクロスコープ。
せっかく素晴らしい機械なのですから、ラシーヌ歯科から、もっともっと世の中に広げていかれるように尽力してまいります!