教えて！マイクロスコープってなぁに？

前回のブログで「実はマイクロスコープって当たり前のものなんです」とご紹介いたしました。最新の医療機器ではなく、随分と昔から使われておりました。

最新の機械？→No！
ベテラン医師の巧みな技術が必要？→No！
数少ない医院にしかない？→No！

さて、それだけ「当たり前」に診療で使用されているマイクロスコープですが、困ったことに歯科医院であまり見ることはないかも知れません。一体、どこに行けば、マイクロスコープの診療を受けられるのでしょうか。

繊細で非常に細かい診療を行うため、超ベテラン医師でないと使用していないという間違った解釈も聞いたことがあります。

結果から申しますと、練習を積めば年代関係なく幅広い歯科医師が使用しています。私と同世代である３０代の歯科医師もマイクロスコープを使えない先生を聞いたことがありません。

最近では、研修医から使用しているケースも多く、私も２５歳から練習を積んできました。２５歳なんて、ベテラン医師とは到底かけ離れておりますが、今はそれくらいの年齢からマイクロスコープを使用している時代なのです。さらに、大学の実習のカリキュラムに組み込まれている大学もあると聞きます。

さらに、マイクロスコープを使用する世代の低年齢化？にとどまらず、実は歯科衛生士や歯科技工士も使用しているのが最近の潮流です。

そう考えると、マイクロスコープは一部のベテラン医師でしか取り扱われていないマニアックな医療機器ではなく、実は幅広い世代や職種で使われていることがわかります。

引き続き、もっともっと多くの方に知ってもらいたいと願っております！