
むし歯予防のための食生活ガイド
こんにちは☀
ラシーヌデンタルクリニックです。
「毎日歯を磨いているのに、むし歯ができてしまう…」そんな経験はありませんか・・・?
実は、食生活がむし歯のリスクに大きく影響しているんです!
今回は、むし歯を防ぐ食べ物と悪化させる食べ物について詳しくお話していきます!
むし歯の原因は「食べ物」×「時間」
むし歯は、口の中のむし歯菌( ミュータンス菌 )が糖分をエサにして酸を出し、歯を溶かすことで発生します。
☑ 糖分の多い食べ物を頻繁に食べる
☑ ダラダラ食べをする
☑ 歯にくっつきやすい食べ物をよく食べる
↑これらの習慣があると、むし歯リスクが一気に高まってしまいます・・・
~ どんな食べ物が歯に良いのか、逆に悪いのかを見ていきましょう!~
むし歯を防ぐ食べ物( 歯に良い食べ物 )
🥦 ① 歯を強くする食べ物
◎ カルシウムが豊富な食品 ◎
• 牛乳・チーズ・ヨーグルト
• 小魚( ししゃも・ちりめんじゃこ など )
• 大豆製品( 豆腐・納豆・豆乳 など )
→ 歯のエナメル質を強化し、むし歯に強い歯を作る🦷
🥕 ② 唾液の分泌を促す食べ物
◎ よく噛むことで唾液が増える食品 ◎
• 生野菜( にんじん・セロリ・きゅうり など )
• 硬い食べ物( ナッツ類・するめ など )
• ガム( キシリトール入りがおすすめ☆ )
→ 唾液は、歯を守る「 天然の洗浄液 」!
唾液には酸を中和する力があり、むし歯菌の増殖を抑えてくれます。
🥜 ③ 抗菌作用がある食べ物
◎ むし歯菌の働きを抑える食品 ◎
• 緑茶( カテキンの抗菌作用 )
• チーズ( カルシウム+むし歯菌の活動を抑制 )
• キシリトール( むし歯菌のエサにならない糖 )
→ 食後にチーズやキシリトールガムを食べると、むし歯予防に効果的!
むし歯を悪化させる食べ物( 歯に悪い食べ物 )
🍭 ① 糖分が多い食べ物( むし歯菌のエサになる )
• 飴、キャラメル、グミ
• クッキー、チョコレート、ケーキ
• 甘いジュース( コーラ、スポーツドリンク など )
→ 特に「 長時間口の中にあるもの 」は危険!
飴やキャラメルのように、口の中に長く残るものはむし歯菌が酸を出す時間が長くなるので、特に注意が必要です。
🍞 ② 歯にくっつきやすい食べ物( 歯の隙間に残る )
• パン( 特に菓子パン )
• じゃがいも( ポテトチップス、フライドポテト )
• お餅
→ 粘着性がある食品は、歯の表面に長く残りやすく、むし歯菌の温床に!
菓子パンは糖分+粘着性が高いため、特にむし歯のリスクが高くなります。
🍹 ③ 酸性が強い食べ物( 歯を溶かす )
• 柑橘系の果物( レモン・オレンジ・グレープフルーツ )
• 炭酸飲料( コーラ・サイダー・エナジードリンク )
• ワインや酢を多く使った料理
→ 酸がエナメル質を溶かし、むし歯のリスクを高める!
特に、「 酸性の飲み物+糖分 」の組み合わせ( 例:コーラ )は最悪。。。
🍊 酸っぱいものを食べた後はすぐに歯磨きをせず、まずは水で口をすすぐと良いでしょう◎!
なかなか、意識を心掛けることは容易ではないと思います。
ですが、ちょっとした心がけで変えられることはあると思うので、ぜひ頭の片隅に入れておいてください。
次回は、むし歯になりにくい食べ方のポイントをお話していきます。